川崎フロンターレ復調の要因 プレッシングを逆手にとる“絶妙な距離感”に迫る

未勝利から一転、ここ3試合で2勝1分と復調しつつある川崎フロンターレ。自分たちの生命線であるパスワークがスムーズになり、結果もついてきた。その要因とは何か? 選手たちが揃って口にする“自分たちの距離”にヒントがありそうだ。

2013年05月13日(Mon)11時03分配信

text by いしかわ ごう photo Kenzaburo Matsuoka
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川崎のパスワークはなぜスムーズになったのか?

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山本真希【写真:松岡健三郎】

 惜しくもリーグ戦3連勝はならなかった。

 2連勝で迎えた第11節セレッソ大阪戦は、前半から0-2のビハインドを追いかける展開となり、後半に猛攻を見せてドローに持ち込む結果となった。

「このサッカーで勝ち点1は物足りないですね。今日はボールが良く回っていたし、自分たちらしいサッカーで2点を追いつくことができた。でもそこから逆転する力も出していきたかった」

 試合後に、そう言って悔しさをにじませたのが山本真希だ。彼は2点差をつけられながら負けなかったことよりも、逆転できなかったことを悔やんでいた。それだけチームのサッカーに手応えを感じているということだ。

「名古屋戦からみんなで意識してボールが回せているし、距離感もいい。ボールをもらう意識も全員が持っているからこそ、こういうサッカーができていると思っている」

 開幕6試合未勝利の状況から、ここ5試合でリーグ戦3勝1分1敗。試合内容を見ていても、チームは右肩上がりになっていると言えるだろう。そしてここ数試合、風間監督や選手達の口から出ている言葉がある。それが“自分たちの距離”というワードだ。

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