Jリーグの試合はなぜスタジアムが満員にならないのか? 求められる「楽しすぎた、やばい!」の創出

世界的にみれば決して少ない数字ではないものの、昨今のJリーグの試合でスタジアムに4万人や5万人といった観客が入ることは少ない。日本代表や海外クラブが来日したときとは大違いである。これはなぜなのか? “顧客満足度”の観点から検証する。

2013年09月30日(Mon)11時24分配信

text by 岡島智哉 photo Tomoya okajima
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「普段この人たちはどこにいるのだろうか」

Jリーグの試合はなぜstadiumが満員にならないのか
【写真:岡島智哉】

 7月、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、シドニーFCといった海外クラブが来日し、Jリーグクラブと親善試合を行った。中でも香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドの来日は、試合が地上波で放送されるなど、多くの注目を集めた。

 日産スタジアムで行われた横浜F・マリノスとの一戦の来場者数は、マリノスの主催試合では過去最高となる65,372人。香川の凱旋試合となった長居スタジアムでのセレッソ大阪との一戦は44,856人。

 それぞれスタジアムの収容人数は72,300人、47,000人なので、いかにスタジアムの席が熱烈なサッカーファンで埋まり、熱狂的な異空間が作られていたかが伺える。

 普段からJリーグのスタジアムに足を運んでいるサポーターは、この65,372人、44,856人という数字に何を思うだろうか。普段のJリーグの試合にもこれだけの人が集まれば、スタジアム観戦がもっと楽しくなるのに、と感じたサポーターも少なくないだろう。

 長居スタジアムを訪れたセレッソ大阪サポーターの友人は、満員のスタジアムを見渡しながら、「普段この人たちはどこにいるのだろうか?」と嘆いていた。

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