最下位でも年間60億円以上。プレミアリーグの繁栄を支える莫大なTVマネーに迫る

2013年11月08日(Fri)12時02分配信

text by 斎藤史隆
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最下位でも60億円以上の配分

最下位でも年間60億円以上。プレミアリーグの繁栄を支える莫大なTVマネーに迫る
12-13シーズン、プレミアリーグ各クラブ放映権料

 では、巨額の放映権はどう分配されているのか。昨季の実績は下記のようになっている。

1位マンチェスターU 6000万ポンド(約96億円)
2位マンチェスターC 5800万ポンド(約92億8000万円)
3位アーセナル 5700万ポンド(約91億2000万円)
4位トッテナム 5500万ポンド(約88億円)
5位チェルシー 5400万ポンド(約86億4000万円)
6位リバプール 5400万ポンド(約86億4000万円)
中略
17位サンダーランド 4300万ポンド(約68億8000万円)
18位ウィガン 4000万ポンド(約64億円)
19位レディング 4000万ポンド(約64億円)
20位QPR 3900万ポンド(約62億4000万円)

 各クラブには60~100億円前後が分配されていることになる。特筆すべき一つは分配が比較的均等に行われていることだ。降格した3クラブでさえ優勝したマンチェスターUの3分の2もの分配金を受け取っている。こういったことになる要因は分配方法によるところが大きい。分配方法は基本的に下記のようなっている。

★国内向け放映権料
(1)50%は20クラブで均等に分配
(2)25%は順位次第で加減して分配
(3)25%は実際の放映試合数で加減して分配

★海外向け放映権料
(1)全額を20クラブで均等に分配
 
 つまり、国内向けの50%以外は20クラブで均等に分配されているということ。差異が出るのは国内向けの(2)と(3)だけである。

(2)は実質的に賞金と呼んでいい。優勝したマンチェスターUは1500万ポンド(約24億円)で、最下位のQPRは75万ポンド(約1.2億円)。その間、順位が一つ変動するに従って、約75万ポンドが増減される。競争である以上、成功したクラブへの分配が増えるのは当然という趣旨だ。

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