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香川真司 10年前

マンU快勝、指揮官は移籍に言及。「FW補強必要ない。ファン・ペルシーらいるし香川もトップ下でプレーできる」

マンチェスター・ユナイテッドはホームでウェストハムを3-1と下した。香川真司は出場しなかったが、モイーズ監督は冬の移籍について興味深い発言をした。FWの補強が噂される中で果たして指揮官の胸中は?

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography , Ryota Harada

ファン投票による仮想先発では香川の名があったが…

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出場機会のなかった香川【写真:原田亮太】

 マンチェスター・ユナイテッドは21日、プレミアリーグ第17節でウェストハムとホームで対戦し、3-1で勝利した。ユナイテッドはリーグ戦で今季2度目の連勝を飾り、暫定7位に浮上。香川はベンチ入りしたが出番はなかった。

 ユナイテッドは、FWにイングランド代表のウェルベックとルーニー、MFは左に18歳のヤヌザイ、右にエクアドル代表バレンシア、中央にイングランド代表のクレバリーとジョーンズを置いた4-4-2の布陣で臨んだ。

 前回のリーグ戦、アストンビラ戦からの変更はギグスの代わりに中央MFに入ったジョーンズのみ。地元紙マンチェスター・イブニング・ニューズが行ったファン投票では仮想先発に香川も名を連ねたが、トップ下や左サイドではなく、中央MFとして選ばれていた辺りが暗に苦しさを反映していた。

 試合は前半26分、左サイドで得たFKから素早いリスタートでルーニーとウェルベックがワンツーを交わしながらペナルティ・エリア内に侵入し、ウェルベックがゴール。同36分にも左サイドからヤヌザイがウェルベックとのワンツーから追加点を決めた。

 後半27分にも途中出場の左MFヤングがゴール前でルーニーからフリーでパスを受け、ダイレクトでゴール右上隅に叩き込んだ。同36分に相手のカウンターから失点したものの、ユナイテッドは公式戦4連勝を記録した。

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