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香川真司 10年前

「トップ下に置いて状況変わった」「サイドでは活きない」。現地識者は揃って支持する香川のトップ下起用

11日、マンチェスター・ユナイテッドはホームにスウォンジーを迎え、2-0で勝利した。香川真司は先発フル出場。後半、香川がポジション変更し、チームは活性化した。現地の評価をお届けする。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「ヤヌザイを左にし、香川をトップ下に置いたことで状況は変わった」

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スウォンジー戦でフル出場を果たした香川【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 11日に行われたプレミアリーグ第21節で、マンチェスター・ユナイテッドはホームでスウォンジーを2-0で破った。香川真司は4-2-3-1の左MFで先発し、後半からトップ下に移ってフル出場した。香川は後半2分の先制点に絡み、同14分には2点目の起点となった。

 香川の現地評は以下の通り。

スカイスポーツ(テレビ局)=7点(及第点):後半良くなった。

「ヤヌザイが卓越したプレーを見せ、香川がサポート役に回ると、ユナイテッドは機能し始めた。3点目も時間の問題だったが、スモーリングがゴール前での決定機を外し、香川も決定機を築いたが、ゴールライン上でクリアされた」

――ジェイミー・レドナップ解説者(元リバプール/イングランド代表)

「モイーズによる微妙な戦術の変更がスウォンジー戦の勝利につながる重要なカギとなった。ヤヌザイを左にし、香川をトップ下に置いたことで状況は変わった。香川はドルトムントで10番のポジションでプレーし続けていたし、彼はサイドでなくトップ下を最も好む。彼はトップ下で上手く連携していた」

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