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本田圭佑 10年前

アシストの本田に現地記者は軒並み賛辞。「生まれ変わった」「順調な適応。来季のミランに重要な選手」

29日のホーム、キエーボ戦。ACミランは3-0と快勝。先発フル出場した本田圭佑は2点目となるカカのゴールをアシスト。決定機を外すも献身的にチームを支え、現地記者からは高い評価を得た。

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「今日はカカ同様に最優秀選手の一人だったのではないか」

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高評価を得たキエーボ戦の本田【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 キエーボ戦で3-0勝利に貢献したACミラン本田圭佑が地元の番記者から高い評価を得た。前半38分に決定機を外した部分で大幅減点対象とする記者もいたが、チームの2連勝も重なり、軒並み好印象を与えた。

 地元ラジオ局「ラディオ・ラディオ」のルカ・ウッチェッロ記者は合格点の『6.5点』を与えた。

「フィレンツェでの試合よりもさらに気に入った。正直言ってラツィオ戦、フィレンツェ(フィオレンティーナ戦)と常に向上している。今日はカカ同様に最優秀選手の一人だったのではないか。

 カカは2ゴール決めたし、300試合目ということで別格だけどね。(前半38分の決定機は)簡単なゴールだった。だが、シュートするときにバウンドしたから、外すのも仕方ないかもしれない。

 アシストもしたし、闘志のある闘いもみせた。今までの本田が生まれ変わったようだった。チームメイトにもボールを要求したり、息を合わせることやコミュニケーションもよくなってきた。まだいくつかの動きはスピードがないが、これから確実に、スピードも上げることができるのではないか。素晴らしい成長をしている」

 カカへのアシストパスのみならず、同僚へのパスやプレー面での要求する個性がピッチ上で発露されてきたことを、ウッチェッロ記者はポジティブに感じ取っている。そして、まさかのシュートミスには同情の余地があるとしている。

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