19日に行われたサンダーランド戦で1-2で の逆転負けを喫し、今季のリーグ優勝が遠のいたチェルシーが、同試合の数日前にコルニー練習場で行った8歳以下のアカデミーチームを相手にしたミニゲームで、1-3で 敗れていたことが明らかとなった。18日の英紙メトロが報じた。

　今季チャンピオンズリーグ(CL)と プレミアリーグの2冠の可能性を残しているチェルシー。そのトップチームが、8歳 以下のアカデミー選手26人を相手にした特別ルールの試合で、1-3で 完敗した。

　トップチームの選手たちが手を抜いていたのは明らかだが、先制を許した直後、主将のDFジョ ン・テリーの闘争心に火が付いたのか、身長差を生かしてリフティングを始めると、ブラジル代表DFダビド・ルイスとゴール前までボールを運び、最後は頭で決めた。

　しかしその後、トップチームは2失 点を喫し、子供たちは飛び跳ねて歓喜した。

　この影響がサンダーランド戦に尾を引いたかどうかは定かではないが、チェルシーは22日 に敵地で行われたアトレティコマドリーとのCL準決勝第1戦で引き分けるとリバプールとのリーグ頂上決戦を2-0で制し、優勝争いに踏みとどまった。30日 にはホームでアトレティコとの第2戦が控えるが、CL決 勝進出に期待がかかっている。

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