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日本代表 10年前

ザックジャパン23人の選出予想。当確は15人、十分あり得る大久保のサプライズ招集

5月12日に発表されるブラジルW杯に挑む日本代表23人。一体どのようなメンバーが選ばれるのだろうか。代表を追う記者がこれまでの取材をもとに当確メンバー、有力メンバー、そしてラストピースとなり得る存在を予想した。

text by 河治良幸 photo by Getty Images

現時点での当確は15人

ザックジャパン23人の選出予想。当確は15人、十分あり得る大久保のサプライズ招集
日本代表当確メンバー

 5月12日にいよいよブラジルW杯のメンバー23人が発表される。昨年の欧州遠征に参加し、3月5日のニュージーランド戦に出場した選手が軸となるが、4月上旬の国内合宿では価値をアピールしたと思われる選手も多く、「最後まで悩みたい」と語るザッケローニ監督の決断も簡単ではないだろう。

 選考に関して1つネックになるのが本来の主力である長谷部誠、内田篤人、吉田麻也の今年に入っての負傷だ。3人とも本大会までには回復が見込まれるものの、完全な状態に持っていけるかは不透明だ。ただ、彼らに対するザッケローニ監督の信頼は厚い。最も状態が危惧される長谷部に関してはキャプテンとしての役割もある。

 国内合宿で彼らの状態を見て厳しいと判断すれば、12日に同時に発表される予定のバックアップメンバーとの入れ替わりもあるだろう。この入れ替わりに関しては、前回の岡田監督の時より流動的と考えられる。大きなケガが発生しなくても、コンディションが悪ければキプロス戦後のフロリダ合宿までに入れ替わりの決断がなされるのではないか。

 現時点で“当確”と見られる選手はGKが川島永嗣と西川周作、DFが内田篤人、長友佑都、吉田麻也、今野泰幸、森重真人、ボランチが遠藤保仁、長谷部誠、山口蛍、2列目が本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、1トップが柿谷曜一朗、大迫勇也の15人。ここに“ほぼ当確”として酒井宏樹、酒井高徳、細貝萌、権田修一が加わり19人となる。

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