サイドバック・センターバック

○サイドバック
　サイドバックのランキングは攻撃CBPと守備ポイントの合算でランキングを作成。トップは好調な鳥栖の右サイドバック、丹羽が入った。圧倒的な守備ポイントに加え、攻撃面での貢献も高く、陰ながら鳥栖を支えている選手といえる。

　日本代表のサイドバックは内田、長友、酒井宏、酒井高ら海外組に選手をそろえているため、彼らのバックアップとしてメンバーに呼ばれるとしたら、やはり両サイドがこなせる、ほかのポジションがこなせるユーティリティー性が必要となるだろう。そういう点でいうと、J2ではあるが代表経験が豊富な駒野や伊野波が招集される可能性も高い。

○センターバック
　守備ポイントをベースにセンターバックのランキングをまとめた。やはり目が向くのは闘莉王だろうか。特に、空中戦の強さは圧倒的だ。

　代表とは無縁の状況が続いており、今回も招集される可能性は低いが、彼を代表に推す人が多いのもうなずけるデータが出ている。代表に招集されている森重、今野はランク外となったが、前者はロングパス成功率、後者はこぼれ球奪取の数値が高く、特長が表れている。