幾多のオファーも川崎に捧げたプロ生活。代表落選も、中村憲剛は“それでも前を向く”

残念ながら吉報は届かなかった。ザックジャパンのW杯メンバーから中村憲剛はもれた。だが、中村の評価が高いのは周知の事実。海外を含め、多数のオファーもあった。果たして今の胸中とは。

2014年05月13日(Tue)11時40分配信

text by いしかわ ごう photo Getty Images , Asuka Kudo / Football Channel
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「嘉人さんと憲剛さんはセットで呼んで欲しい」

 昨年、J1で得点王争いをしていた大久保嘉人はでゴールを重ねるたびに日本代表に対する質問を聞かれ続けていた。そのたびに彼は嫌な顔一つせず、代表復帰の思いを素直に口にしていた。

 だがここ最近、大久保の答えは少し違っていた。サプライズ選出を期待されるような声が高まると、「できれば憲剛さんと二人で選ばれたい」と答えるようになっていたのである。

幾多のオファーも川崎に捧げたプロ生活。代表落選も、中村憲剛は“それでも前を向く”
中村憲剛【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 中村憲剛も、その思いは同じだった。

「嘉人が来て、ジュニーニョとやっている頃の感覚をまた取り戻せた。お互いに一番良くわかっているし、これだけ感覚が合う選手もなかなかいないからね」

 まさに相思相愛である。

今月にはJリーグとキャプテン翼のコラボ企画第2弾として反動蹴速迅砲(はんどうしゅうそくじんほう)を二人で成功させて話題になっていた。いつしか彼らは川崎フロンターレの黄金コンビになっていたのである。

 チームメートは「嘉人さんと憲剛さんはセットで呼んで欲しい」の声をそろえ、メディアはこぞって「この二人をセットで呼ぶべきだ」と報道した。

 しかし、二人そろっての吉報は届かなかった。大久保嘉人のサプライズ選出の影で、中村憲剛は残念ながら落選した。

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