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ドイツ誌が見たW杯日本代表。本田・岡崎ら評価する一方でDFとFWを不安視。グループは2位争いの予想

text by 本田千尋 photo by Getty Images

細貝、岡崎、そして本田への評価

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SportBildは「ナンバー1フォワードは岡崎」と紹介【写真:Getty Images】

 日本についての記事でSportBildは、メンバー選考で細貝萌ではなく大久保嘉人が選ばれたとし、そのことを「Uberraschung(驚き、不意打ち)」としている。そして、それを持ってザッケローニが不安を抱えている、と見ているところは少し興味深い。

 要するに、大久保を選んだことは絶対的なワントップが見当たらないという不安の裏返し、といった解釈のようである。

 かつてボルフスブルクに所属したことなど、大久保の簡単な経歴が紹介され、「今や大久保は急いで攻撃の課題を解決しなければならず、日本はせめてW杯のベスト16に進まなければならない」と記されている。

 そして「Sturmer Nr.1 ist Shinji Okazaki(ナンバー1のフォワードは岡崎慎司である)」とする。SportBildは、昨シーズンのブンデスリーガで15ゴールと目覚ましい活躍を見せた岡崎を高く評価しているようだ。そして同誌は岡崎が日本代表でも歴代3位の得点数を記録していることにも触れている。

 やはりドイツのスポーツ誌ということで、ブンデスリーガの選手及びその活躍ぶりを持って日本代表を眺めているようである。

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