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【W杯・試合採点】日本対コロンビア(グループC)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

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ハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

GK 1 川島永嗣 6点
 失点はどれも止めるのが難しいシュートだった。

DF 2 内田篤人 5.5点
 内田のクロスや縦パスから何度も好機がうまれていた。しかし、2失点目では、ボールウォチャーになってしまい、失点の原因に。また、3失点目でも、体力的に厳しい時間帯というのもあり、ボールホルダーとの距離を詰めきれなかった。

DF 5 長友佑都 5.5点
 積極的な攻め上がりは評価できる。また。ギリシャ戦に比べれば判断は悪くなかった。だが、結局質のいいクロスをほとんど入れられなかった。また、守備のミスがいくつかあった。

DF 15 今野泰幸 4.5点
 軽卒なタックルでPKを献上。他にも、相手のリーチの長さに苦しみ、怪しい対応がいくつもあった。また、カウンター時のポジショニングを誤ることも。そして、3失点目のシーンでは、カバーするのか寄せるのか中途半端になり、結局遅れて寄せて、シュートをブロックできなかった。

DF 22 吉田麻也 6.5点
 距離を詰めて相手に自由を与えず、空中戦でも負けなかった。最後の最後こそ、ロドリゲスに完全に抜かれたが、それ以外は素晴らしい対応だった

MF 14 青山敏弘 6.5点
 ボールをひっかけてしまうシーンもあったが、非常に良い縦パスを前線にあて、日本の攻撃のリズムを作った。また、出しどころがない時は、苦し紛れのパスをせず、良いコース取りのドリブルで、キープもした。

MF 17 長谷部誠 6点
 アタッキンサードにおける長谷部の縦パスは非常に質が高かったが、守備面はやや不安定だった。

FW 4 本田圭佑 5.5点
 アシストを記録した。時折、いいドリブルやキープ力も発揮した。しかし、多くの攻撃が本田のところでストップしてしまっていた。自分の得意な形でしか、ボールを出せない悪癖を、この試合でも露呈した。

FW 9 岡崎慎司 6点
 ボールを失い、1失点目の原因になってしまった。しかし、自身で得点を決めて、帳消しした。総じてみれば、悪くはなかった。

FW 10 香川真司 5.5点
 積極的なドリブルやシュートはよかったのだが、結果を残せない。また、2失点目では、ボールホルダーに対するプレスが遅く、失点の起点に。

FW 13 大久保嘉人 5.5点
 動き出し、キープ、どれも素晴らしいのだが、決定機をまたしても外した。点さえ決めていれば、文句なしだったのだが。

交代選手

MF 16 山口蛍 6点
 運動量でピンチを救うこともあった。ただ、今大会通じて見えた、ボールホルダーに対する距離感がやや遠いという課題を、この試合でも露呈してしまった。とはいえ、失点直結級のミスはなし。

FW 8 清武弘嗣 5.5点
 存在感を発揮できず。

FW 11 柿谷曜一朗 5.5点
 裏への抜け出しは素晴らしかった。ただ、ボックス内でのプレー精度が低い。

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