チームと同じく明暗分かれた日本人選手。インテル長友は“右でも不動”、ミラン本田は“控えにも名前なし”

インターナショナル・チャンピオンズカップで好対照な結果に終わったインテルとミラン。チーム同様、日本人選手の評価も対称的だ。長友佑都は右サイドでも厚い信頼を得たが、本田圭佑はリザーブにすら名前がない状況だという。

2014年08月04日(Mon)14時55分配信

text by 神尾光臣 photo Getty Images
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「昨季まで(インテルには)派閥があった」

「ミラノの2つの表情」

 4日のガゼッタ・デッロ・スポルトは1面にこのような見出しを打ち、ギネス・インターナショナルカップを受けたインテルとミランについて特集を組んだ。2つの表情とは当然ムードの明るいインテルと、問題の続出したミランが対比になっていることを差す。

 2日、昨季セリエA2位のローマを2-0で下し、2勝1敗(実質1勝2分だが)で大会を締めくくったインテル。ファイナル出場は逃したもののこの成績と、何より大会中に見せたパフォーマンスが良く、好意的に評価されている。

 プレシーズンでの好調の原因についてもそれぞれのメディアが報じているが、どこも素直にポジティブな変化を認めている。ガゼッタ・デッロ・スポルトでは「昨季までは派閥あるいは内紛の存在があったが、それらを一掃したことで選手全員に責任感が生まれ、皆が良く走るようになっている」という番記者のレポートがあった。

 コリエレ・デッラ・セーラはビディッチ、エムビラ、そしてドドと「ローコストの補強で獲得した戦力が全て効いている。この先選手の放出も加われば、経営状態はさらに上向きになるだろう」と指摘した。ちなみにビディッチはマンチェスター・ユナイテッドとの契約満了を抑えたため移籍金はゼロ、エムビラとドドについては単年あるいは複数年のレンタルだ。

 2日にゴールを決めた長友についての評価も良かった。イタリア勢同士の対決ということもあり、3日の地元紙では公式戦よろしく出場選手に評点が付いていたが、ガゼッタ・デッロ・スポルトおよびコリエレ・デッロ・スポルトの評点は6.5。

「ゴールに行くまでの動きは完璧だった。すでにリーグ戦に向けて調子が整っている。マッツァーリ監督が課した動きを正確に記憶している。つまり一方のサイドからクロスが来れば、逆サイドはゴールへと詰める。得点は正にそういう状況で生まれたものだ」とガゼッタ紙は報じていた。

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