「いかに勇気を持って前に出るか」。シュツットガルトでの4季目、超攻撃サッカーに挑む酒井高徳

シュツットガルトでの4シーズン目を迎えた酒井高徳。07年に同クラブを優勝に導いたアルミン・フェー監督のもと、2バックとも取れる攻撃的なサッカーに挑戦している。

2014年08月26日(Tue)14時00分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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指揮官フェーのスタイルは“2バック”

 酒井高徳は静かに新たな戦いを始めている。

 2014年8月24日、シュトゥットガルトはアウェイでボルシアMGとブンデスリーガの開幕戦を戦った。

「いかに勇気を持って前に出るか」。シュツットガルトでの4季目、超攻撃サッカーに挑む酒井高徳
酒井にとっては、シュトゥットガルトのチームで戦う4度目のシーズンになる【写真:Getty Images】

 酒井にとっては、シュトゥットガルトのチームで戦う4度目のシーズンになる。昨季は降格争いを演じて、かろうじて15位でブンデスリーガに踏みとどまったチームは、今季から2007年に同クラブを優勝に導いたアルミン・フェーを再度、指揮官として迎え入れた。

「前半は、今年からのチームの戦い方として、両SBが高い位置を取って攻撃的に行く、というスタイルで行きました。監督の考え方として、相手に対して先手を取る、ということが最初にあるんです。

 両SBが上がる分、前に人がいることになるので、攻守の切り替えや守備の陣形は早めに整えられる。なので、前半はピンチというピンチはなかったです」

 指揮官フェーのスタイルは2バックとも取れる。シュトゥットガルトのSB、右のクレインと左の酒井は、相手のサイドハーフのライン、ひいては相手の4バックのラインにまで高い位置を取った。

 高い位置を取ることで、相手に対して数的優位を作り易くなる。酒井自身、25分に、CBルディガー、トップ下ディダビと繋いだところから、積極的にサイドアタックを仕掛けた。

 27分には、左SHのマキシムから、ワントップのイビセビッチが降りてきてボールを受けたところから、同様の攻撃パターンを見せた。

 またそういったポジショニングは、対面したサイドアタッカーのアンドレ・ハーンを牽制することにも成功する。高い位置を取る酒井をマークするために、ハーンは何度も低いポジションを取らざるを得なかった。

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