U-21日本代表、敗戦の中でも示されたアンカー遠藤航の可能性。新境地開拓が日本の財産に

韓国・仁川で開催されているアジア大会。U-21日本代表は、1次リーグ第2戦でイラクに1-3と敗れたが、この試合でアンカーに起用された遠藤航(湘南ベルマーレ)は大きな可能性を示した。

2014年09月18日(Thu)12時19分配信

text by 河治良幸 photo Getty Images
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本職はCBながらアンカーで起用。慣れない位置でも強さ発揮

U-21日本代表、敗戦の中でも示されたアンカー遠藤航の可能性。新境地開拓が日本の財産に
4-3-3のアンカーで起用された遠藤航【写真:Getty Images】

「航をアンカーに配置して、彼の仕事ぶりに期待した」

 手倉森監督は遠藤航を4-3-3のアンカーで起用した。1-3と敗れた試合の中で、遠藤が尻上がりに安定感を高めていったことは収穫の1つだ。アギーレジャパンではちょうど森重真人がテストされたポジションで、CBを本職とする部分も共通する。

「そのイメージはしていたし、試合も観ていて、もっと守備になったときに自分のところでボールを奪いたいなとは思った」

 遠藤は周囲とバランスを取りながらイラクの起点を潰し、「攻撃のところはボールの受けどころとか、自分のイメージした通りにできた」と語る様に、厳しいマークを受けるインサイドハーフの背後でボールをさばいた。

 慣れないポジションの中でも機動力や強さを発揮した遠藤だが、イラクがロングボールを蹴ってきた時に、下がりながらの守備で3ハーフやCBとの関係があいまいになる場面があり、そこを左サイドハーフのアリ・アドナンが突いてきたところで役割が浮いてしまう場面があった。

「そこはアンカーの一番難しいところで、シャドーを下げるのか、自分がずらすのか、もっと早いコミュニケーションとか、ボールに行く守備は全体的に高めないといけない」

 そう振り返る遠藤がこの試合で最大の反省点としてあげたのが、前半12分の失点だ。最終的には2次攻撃から、対角線に入ってきたクロスを右SBの室屋成がクリアミスし、ナウシュに流し込まれてしまったものだが、3ハーフがボール方向に偏ってしまい、全てのケアが後手になってしまった。

「ああいうところは自分が行ったら(大島)僚太を下げさせるとか、(原川)力が行ったら自分は真ん中にステイして、バランスよくポジショニングできていたら良かった」

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