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本田圭佑 10年前

「守備において寛大な貢献を払った」。本田、無得点で敗戦も及第点。地元紙は守備での貢献を評価

セリエA第3節、ACミランはユベントスに0-1で敗れたが、地元紙は守備面での貢献が光った本田圭佑に及第点の評価を与えた。

text by 神尾光臣 photo by Getty Images

守備での貢献と前半のヘディングシュートを高く評価

 20日のユベントス戦から一夜明けた地元紙は、本田に対して及第点の評価を与えた。勝利に導く活躍は出来なかったものの、ブッフォンを脅かすヘディングシュートを放ったことや、劣勢となった試合で守備面での貢献が認められたことが酷評を回避した理由となっているようだ。

 各紙の評価及び評点は以下の通り。

 ガゼッタ・デッロ・スポルト 6

「守備において寛大な貢献を払った」。本田、無得点で敗戦も及第点。地元紙は守備での貢献を評価
ユベントス戦から一夜明けた地元紙は、本田圭佑に対して及第点の評価を与えた【写真:Getty Images】

「エル・シャラウィについての書評もご参照いただきたい(注:同選手は「汚れ仕事という名の祭壇に供えられた生け贄の子羊。最も優秀なFWにサイドバックをさせては負けるのも当然」と評されていた)。

 ミランの攻撃的アウトサイドは、サイドバックとしての仕事を強いられた。戻って味方とともにプレスを掛ける。これでは疲弊するのも仕方なく、しかも回復の時間も与えられなかったため危険な存在とはならなかった。

 もっとも実際には、本田はヘディングで危険を作り出すことに成功してはいる。ただ立ちはだかったのは偉大なブッフォンだった」

 コリエレ・デッロ・スポルト 6

「彼もまた『ニセ9番』という役割が好きなようだ。ブッフォンの前に現れた時には、相手がファインセーブをして鎮めざるを得なかった。ただし、(これまでの活躍で)当然のように高まっていた期待値からすれば、幾分キレには欠けていた」

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