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負傷者続出で思わぬ飛び火。英大衆紙がマンUスポンサーの東芝MSを「滑稽」と批判

英大衆紙ミラーは28日、マンチェスター・ユナイテッドに怪我人が続出している事を受け、クラブの公式スポンサーとして医療設備を提供している東芝MS(メディカルシステムズ)を「滑稽」と批判した。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

負傷者続出で思わぬ飛び火。英大衆紙がマンUスポンサーの東芝MSを「滑稽」と批判
マンチェスター・ユナイテッドは現在、主力8選手を怪我で離脱している【写真:Getty Images】

 英大衆紙ミラーは28日、マンチェスター・ユナイテッドに怪我人が続出している事を受け、クラブの公式スポンサーとして医療設備を提供している東芝MS(メディカルシステムズ)を「滑稽」と批判した。

 ユナイテッドは現在、主力8選手を怪我で離脱させており、故障者がアーセナルと同数でリーグ最多となっている。これを受けて同紙は次のように東芝MSを嘲笑している。

「マンチェスター・ユナイテッドの故障者続出の大打撃は、東芝MSとの契約を少し滑稽に見せている。26のユナイテッド公式スポンサーの一つ、東芝MSは2012年にスポンサー契約を結び、『我々はクラブの身体検査および怪我の早期診断、選手の健康状態の改善を支援する。また、我々は潜在的に予防可能な怪我の初期症状の研究を促進する』と主張した

「契約締結の際には『明日の世界:ユナイテッドの新たな診療施設は半年後の怪我を予測』などという見出しが躍った。さらにクラブの補強方針をめぐる最近の記事では、『ユナイテッドの最先端医療、東芝MSはクラブに対し、負傷しがちなDFクリス・スモーリング、フィル・ジョーンズ、ジョニー・エバンスらが2014-15年に怪我に悩まされないシーズンを楽しめる』と書かれていた」

 皮肉にも、上記のDF3選手は全て足の怪我で離脱しているほか、MFのアンデル・エレーラ、マイケル・キャリック、マルアヌ・フェライニ、アシュリー・ヤング、ジェシー・リンガードらが故障者リスト入りしている。

【了】

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