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日本代表 10年前

「“21歳以下”の日本にてんてこ舞い」。韓国、日韓戦勝利も地元メディアは厳しい評価「もどかしい試合内容」

アジア大会準々決勝の日韓戦。試合を制した開催国・韓国だが、地元メディアは厳しい評価を下している。オーバーエイジの選手を起用した韓国は、21歳以下で構成された日本の守備力に苦戦を強いられた。

text by 呉承鎬 photo by Getty Images

得点は終盤のPKのみ。日本の守備力に苦戦

 アジア大会で16年ぶりとなった日韓戦は、韓国が制した。

「“21歳以下”の日本にてんてこ舞い」。韓国、日韓戦勝利も地元メディアは厳しい評価「もどかしい試合内容」
『XPORTS NEWS』は「後半41分に決めたチャン・ヒョンスのPKでかろうじて勝利しただけだった」と振り返る【写真:Getty Images】

 後半40分過ぎまで両者一歩も引かぬ熱戦が繰り広げられたが、試合終了間際に得たPKで韓国が先制。それがそのまま決勝点となり、詰め掛けた4万3000人を超える大観衆は韓国の勝利に酔いしれた。

 これでアジア大会における日韓戦の通算戦績は、韓国の6勝1敗。日本にとっては嫌なジンクスが続く結果となっている。

 ただ、韓国メディアは日韓戦の勝利を手放しでは喜んでいないようだ。

『MKスポーツ』は「金狙うイ・グァンジョン号の前に日本はいなかった」と見出しの威勢こそいいものの、「一枚格下と思われていた日本は、想像以上に強かった。守備もしっかりとしていた。(韓国は)FKやCKなどのチャンスを何度も掴んだが、決定機を作ることはきなかった」と日本の守備力を評価。

「むしろ鈴木武蔵、中島翔哉、矢島慎也らによる日本のカウンターに苦戦した」とも伝えている。

『XPORTS NEWS』も「結局は勝った韓国、AG日韓戦の勝率は85%」という記事で、「快勝を望んだが、後半41分に決めたチャン・ヒョンスのPKでかろうじて勝利しただけだった。韓国は21歳以下のメンバーで臨んだ日本からなかなかゴールを奪えなかった」と振り返っている。

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