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香川真司 10年前

「さらなる構築のための男」。香川、CLアンデルレヒト戦へ大きな期待。「ゲームメーカーとして必要とされる」

ドルトムントは、チャンピオンズリーグのグループD第2節でアンデルレヒトとのアウェー戦を迎える。地元紙は一様に香川真司の先発出場を予想。ゲームメーカーとして大きな期待が懸かる。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

負傷者多数でクリエイティビティを欠くドルトムント

 再び香川真司に期待が懸かっている。

「さらなる構築のための男」。香川、CLアンデルレヒト戦へ大きな期待。「ゲームメーカーとして必要とされる」
香川真司【写真:Getty Images】

 9月30日付の大衆紙ビルトは、小さい形ではあるが、「明日カガワはゲームメーカーとして」という見出しの記事を掲載した。

 チャンピオンズリーグのグループD第2節、アンデルレヒト対ドルトムントの一戦を翌日に控えて、同紙は「今やシンジ・カガワはBVBを危機の外に持って行かねばならない」とする。

 また、ビルト紙は「アイデアをもたらす者の不在でBVBはクリエイティビティを欠く。ロイス、ギュンドアン、ムヒタリアン、サヒンを広く欠いているので、明日アンデルレヒトでカガワはゲームメーカーとして必要とされるだろう」とアンデルレヒト戦での香川の先発を予想している。

 29日付のキッカー紙も香川を先発で予想する。布陣は4-2-3-1である。

【GK】バイデンフェラー、【DF】右SBピシュチェク、右CBスボティッチ、左CBフンメルス、左SBシュメルツァー、【MF】ボランチがケールとベンダー、右SHオバメヤン、トップ下香川、左SHグロスクロイツ、【FW】ラモス。

 同紙は「さらなる構築のための男」という見出しの大きな記事で香川を取り上げた。復帰初戦となったフライブルク戦での香川を「輝かしいカムバック」として、「以前のままにドリブルに強く敏捷である」とする。

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