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レプリカシャツ売上1位はメッシを上回った…
ナガト~モ♪ ホン~ダ♪
イタリア・ミラノのジュゼッペ・メアッツァ(インテルとACミランの本拠地)で試合当日、そうやって声をかけながら、ミサンガを腕に巻こうとする黒人系の人が近づいて来たら要注意だ。
そこでもし、カガ~ワ♪という言葉を耳にしたら、さっさとその場を立ち去ったほうがいいだろう。
コマーシャル収入は、胸スポンサーとゲームシャツ契約がもっとも大きな割合を占めるが、ファンが買うレプリカシャツをはじめとした各種グッズ類の売上もマーチャンダイズとしてコマーシャル収入に含まれる。
ゲームシャツの売上は、チームもさることながら、選手の人気に深く関わってくる。
表(1)は、世界でもっともレプリカシャツが売れた選手のトップ5ランキングである。
背番号別にいうと、もっとも人気が高いのは、10番だと言われているが、表(1)、表(2)からも、ほぼそれが証明された。
クラブ経営にとってスーパースターの在籍は、勝利への期待が膨らむだけではなく、営業面からも欠かせない存在だということである。
インターネットの急速な発達により、どのチームのホームページにアクセスしても、初期画面には、オンラインショップページへのリンクボタンが付いている。
その傍ら、一般のネット通販会社も数多く存在する。なかにはオールドシャツ(古着)を専門に扱い、サッカーのレプリカシャツだけで世界3,763チームをカバーするサイトもある。
また、多くの販売店は、アマゾンやヤフーショッピングなどにも出品している。
英アマゾンが2014年1月、英デイリーメールに明かしたところによると、英国内でのチーム別グッズ販売額は、マンチェスター・ユナイテッドがトップで、売上高は2位チェルシーを15%ほど上回ったという。
3位はリヴァプールで、そして4位アーセナルと続き、その順位は、表(2)と同じ結果である。
また、5位は、トッテナム・ホットスパーで、デロイト社が集計した12/13シーズンのスパーズの総収益は1億7200万ユーロ(約240億円)。ここ最近、欧州チャンピオンズリーグ出場権の獲得まであと一歩という惜しい戦いが続いているが、収益面では総合14位と堅調である。