健康状態に影響も。中国・北京の大気汚染に苦しめられるブラジルとアルゼンチン

2014年10月10日(Fri)15時26分配信

photo Getty Images
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ジエゴ・タルデリがメディアに「汚染はここ中国で問題になる」と語った【写真:Getty Images】

 11日に“スーペル・クラシコ・デ・ラス・アメリカス”を戦うために北京入りしたブラジル代表とアルゼンチン代表は、中国の大気汚染に苦しめられているようだ。

 「新華ニュース」が10日付けで報じたところによれば、アルゼンチン代表サンティアゴ・ベルヒニは「霧だ」としながらも、現地で取材するESPNの記者が「この天気を懸念している。空気中のものは有毒だと思っている」と語るなど、視界を制限するほどの大気汚染に困惑しているようだ。

 また9日に英「テレグラフ」が公開した記事によると、現在北京の汚染警報のレベルは上から2番目で、これは世界保健機関が安全とみなす基準の18倍の汚染度とのこと。

 これにはブラジル代表のチームドクターであるロドリゴ・ラスマル氏も北京の大気汚染は「アレルギーという小さな問題から、最も深刻であれば心臓疾患や血圧などの循環器に支障をきたす場合もある」と強い懸念を示した。

 ラスマル氏によれば選手たちは練習のために外出する以外、24時間のうち22時間はホテルの中で過ごさなければいけない状態で、「不純物のカーテン」の中で練習している間もメディカルスタッフたちは飲み水が汚染されないよう常にチェックするなど万全の体制を敷いているため選手たちに未だ問題は起きていないという。

 しかし、ブラジル代表のジエゴ・タルデリがメディアに「汚染はここ中国で問題になる」と語るなど、アルゼンチン代表に比べ大気汚染に敏感になっているのは確かだ。ラスマル氏も「目や喉、耳に問題が起きていないか」に目を光らせている。

 試合日の11日、北京では雨の予報も出ており、大気汚染は普段に比べて多少改善される見込みとなっているが、現状のままであれば選手の健康状態に悪影響を及ぼしかねない。スタッフたちにとって試合結果よりも選手の健康状態の方が重要な遠征となりそうだ。

【了】

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