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本田圭佑 10年前

「本田、謎の存在からリーダーへの変貌」。低調な昨季から一転、6得点の爆発に地元紙も“手のひら返し”で絶賛

text by 神尾光臣 photo by Getty Images

「ゴール前に行けば全く緊張を起こさない」

「本田、謎の存在からリーダーへの変貌」。低調な昨季から一転、6得点の爆発に地元紙も“手のひら返し”で絶賛
地元メディアは本田圭佑を大絶賛【写真:Getty Images】

 19日のヴェローナ戦から一夜明けた20日、地元紙はあちこちで本田の名前を踊らせた。

 コリエレ・デッロ・スポルトは「HONDA SU HONDA」というタイトルを付けて1面に大きく本田の写真を掲載した。

 ちなみにタイトルはイタリアの歌手パオロ・コンテ作詞作曲で60年代に流行ったポップス曲『ONDA SU ONDA(次から次に波が押し寄せ)』と本田の苗字を引っ掛けて付けられている。

 なお、この歌詞の内容は、失恋した男の心境を夜の海に遭難した様子になぞらえているというもので、本田のパフォーマンスとの関係はないものと思われる。

 また各紙ともに、本田のコメント記事が大きく紹介されていた。以下は主要紙の評価及び評点となるが、全てのメディアでチーム最高点が付けられている。

 ガゼッタ・デッロ・スポルト 7.5 

「これでシーズン通算6ゴールに登った。常に味方のアイディアに合わせてフリーとなり、ゴール前に行けば全く緊張を起こさない。狡猾なFWさながらに」

 同紙によるミラン全選手の評点は以下の通り。

 アッビアーティ7、アバーテ7、ラミ6、アレックス6.5、デ・シーリオ6、ポーリ6、エシアン5.5、ムンタリ6.5、本田7.5(ボネーラ評点なし)、トーレス5(メネズ6)、エル・シャラウィ7(ボナベントゥーラ6)インザーギ監督7

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