「本田はリーガで通用する」。アギーレが語った日本とスペインの違い。そして“伝統の一戦クラシコ”への展望

日本代表監督ハビエル・アギーレ。オサスナでは14人が下部組織出身という限られた戦力を駆使し、チャンピオンズリーグ出場権を獲得。一躍名を挙げ、その後アトレティコ・マドリードやエスパニョールの監督を歴任し、リーガ各クラブでその手腕を認めさせてきた。世界最高峰リーガでの監督経験を豊富に持つアギーレは、ハーフナー・マイクや本田など日本代表主力をどう評価しているのか。日本とスペインのサッカーの違いをどこに感じているのか。レアル・マドリード対バルセロナの“伝統の一戦クラシコ”を前に、その胸中を語る。

2014年10月24日(Fri)17時00分配信

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本田はリーガでも通用する。問題はリーガへの適応が簡単ではないこと

Q:監督に就任して2ヶ月経ちましたが、この期間をどのように評価されますか?

「本田はリーガで通用する」。アギーレが語った日本とスペインの違い。そして“伝統の一戦クラシコ”への展望
ハビエル・アギーレ監督(C)WOWOW

アギーレ:毎日、新しいことを学んでいる。それは個人的なこともそうであるし、仕事面においてもだ。ただウルグアイ戦、ブラジル戦でよい結果を出せなかった。しかし全体的に見れば、上手く進んでいる。

私はJリーグから18人の選手を呼んできた。彼らは私が知らなかった選手たちだが、そのうち4~5人の選手はすでにレギュラーの位置を占めている。彼らが期待に応えてくれていることは、誇りに思う。

Q:プレミアにも日本人選手がいましたし、ドイツにはたくさんの日本人選手がいます。しかしスペインにはハーフナー・マイクだけです。日本人がスペインで成功するのは難しいのでしょうか?

アギーレ:溶け込み方かもしれない。なぜなら、オランダ人やドイツ人はたくさん日本にやって来る。スペインが市場的にいいのかどうかは分からないが、いつかスペインでも日本人選手の活躍する日がくるのは間違いない。

Q:ハーフナー・マイクがリーガで成功するためには何が必要なのでしょうか?

アギーレ:適応の問題だと思う。リーガへの適応は簡単ではない。リケルメもジダンも、すぐにリーガで15得点を決めてレギュラーを獲ったわけではない。そういった2人の怪物であっても、苦労したのだ。スペインの異なったリズムに慣れるのは苦労するし、ファンも異なる。

スペインの戦術・競争力は、イタリアでも見られるかもしれないが、その競争力の激しさはドイツ、フランス、イングランドなどにはないものだ。コルドバだって、セビージャのホームで勝てるはずだ。バレンシアやデポルティ―ボに行って、4得点することも可能だろう。最終的に上位チームはあまり変わらないが、クラブ間の力の均衡は、他のリーグでは見られないものだ。

Q:例えば本田はスペインでも通用すると思いますか?

アギーレ:できるだろう。現在6、7人の選手は完全にスペインでもやっていけるはずだ。実際には外国人枠の問題もあるし、距離的な問題や未知な部分もあるだろう。しかしそれほど遠くない将来、多くの日本人選手がスペインでもプレーできるはずだ。

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