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敗北を潔く認めるバルサ監督「レアルは勝利に値した」。ピケのハンドにも審判の判断を支持

text by 編集部 photo by Getty Images

敗北を潔く認めるバルサ監督「レアルは勝利に値した」。ピケのハンドにも審判の判断を支持
ルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラの第9節が現地時間25日に行われ、バルセロナはアウェイでレアル・マドリーと対戦して1-3と敗れた。ルイス・エンリケ監督は記者会見で敗北とDFジェラール・ピケのPKは明らかだとも潔く認めた。

 ルイス・エンリケ監督は「差はさほど無かった」と前半を称えたものの、「出だしは良かったけど失点の後はチャンスを沢山作られた。0‐2を決めることもできたけど、しなかった」と、逃したゴールチャンスを悔やみながら語った。

「敗戦もチームが学ぶべきものの一つだ。我々のミスを修正するために役立つことを願うよ。我々はこれからも前に進んでいく」

 また、この試合でデビューしたFWルイス・スアレスのスタメン起用を後悔しているかと聞かれ「後悔はしてない。期待以上に応えてくれた」、と同選手のパフォーマンスに満足感を見せた。交代はやはり「フィジカル」を考慮してのことだという。

 同点弾を許したDFジェラール・ピケのハンドによるPKは「スリップしたことによって手にボールが当たった。誰にだって起こりうること」と同選手を庇いつつ、「ハンドの基準が定まればPKではないことが分かる」と主張したピケ本人とは逆に「明らかなPK」だと断言した。

 バルセロナは今季、PSG戦、そしてクラシコとビッグクラブとの2試合に敗戦。この結果については「今季の評価はシーズンの最後に下す。PSG戦はもう少し良い結果に値したけど今回は違う。彼等は勝利に値した」と宿敵の勝利を認めた。

【了】

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