日本代表は10日、豊田市内でホンジュラス戦(14日)に向けた合宿を開始した。
MF長谷部誠(フランクフルト)は、アギーレ体制初陣の9月にも招集されたものの、負傷によって離脱。10月には選外となったため「ほぼ初めてのようなものなので新鮮」と気持ちを新たにした。
ザッケローニ体制ではポゼッションを重視したスタイルだったが、アギーレ監督は守備での強さを含めて戦う気持ちを求めている。そのような新チームのコンセプトについては「代表という場は常に勝たなければいけないところ。厳しさは選手自身でも作っていかないといけない部分」と共感した。
10月には、岡田武史監督の下で代表に定着して以降初とも言える負傷以外での選外となったことには「クラブに残る選手は10人くらいになってしまうんで、寂しい気持ちにはなった」と心境を吐露。
そのため「代表はすごく刺激がある。そして1回でも選外になると、改めて感じるものはあった」と代表チームの価値を痛感した様子だった。
そして、来年1月のアジア杯に向けて「まだまだ若い選手には負けてられないなってのもあるし、そこはいい競争をしたい」と意欲を見せた。
一方で、『若い選手に譲るつもり』と語っていたキャプテンマークについては「監督が決めることだけど、気持ちは変わらない」と述べた。
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