ウェストハムのサラテ（左）【写真：Getty Images】
ウェストハムに所属するアルゼンチン人FWのマウロ・サラテ。今季3年契約でクラブに加入したものの、ここまでわずか4試合出場1ゴールと結果を残せずにいる。
現地時間13日付けのイギリス『スカイ』によれば、サラテの代理人ルイス・ルッツィ氏がイタリアメディアに対し、「彼はウェストハムでストライカーの後ろでプレーしているが、彼のポジションはそこじゃない」と、語っているという。どうやらサム・アラダイス監督の起用法に対して苦言を呈しているようだ。
「彼はセンターフォワードなんだ」と、コメントしたルッツィ氏。さらには「今なら、彼はバーゲン価格で獲得できる」とまで話している。
伝えられているところによれば、サラテに対してはイタリア・セリエAのクラブが関心を示している。
ルッツィ氏も「（セリエAの）トリノがコンタクトを取ってきたというのは本当だ。ただ、イタリアのクラブは他にも興味を示している」と、認めている。
27歳のサラテは過去にラツィオやインテルに在籍。2011−12年シーズンは日本代表DF長友佑都と共にプレーするなど、イタリアでの経験は豊富。
昨季はアルゼンチンのベレスで19試合13ゴール。アルゼンチン後期リーグの得点王を獲得した。
実力は十二分に備えているだけに、再び輝きを放てるのか注目が集まる。
【了】
