川崎F移籍が決まった杉本健勇【写真：Getty Images】
川崎フロンターレは6日、セレッソ大阪からFW杉本健勇を完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は2年となっている。
C大阪の下部組織で育ち、将来を嘱望される大型ストライカーがチームのJ2降格と同時に移籍を決断した。
川崎Fの公式HPで「僕はタイトルを取るためにここに来ました」と決意を述べている。
昨季はリーグ戦32試合に出場するも5得点。慣れないポジションにも苦しみ、結果を出せずJ2降格を味わった。
移籍にあたって「今回自分自身に問い詰め、悩んだ末、川崎フロンターレに移籍することを決断致しました。僕の人生の中で最も大きな悩みであり、決断であったと思います。セレッソ大阪には中学生の頃から、約10年間に渡りお世話になりました。このクラブなしでは、今の僕はなかったと思います」とC大阪の公式HPにコメントを発表した杉本。
さらに「ハナサカクラブさんには幼いときからたくさんの支援をして頂き、すごく感謝しています。そしてファン、サポーター、セレッソに関わるすべての人に感謝しています。ここから活躍することがセレッソ大阪への恩返しだと思っています。僕は自分の信じた道を進みます！ この決断は間違ってなかったと思えるように努力して頑張ります。本当にありがとうございました」と周囲への感謝の言葉を残した。
これで川崎Fの新戦力は角田誠、船山貴之、エウシーニョらに続く9人目。実力者たちをメンバーに加え、昨季逃したタイトル奪取を目指す。
【了】
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