“In Ange we trust.” 信念の監督、アンジ・ポスタコグルーが確立したサッカルーズ・スタイル

初戦のクウェート戦を4-1と勝利したサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)は、グループリーグ突破をかけてオマーンと対戦した。試合前は苦手・オマーンを相手に、負傷したキャプテンのミレ・イエディナックを欠いて挑むことに不安の声もあったが、サッカルーズはそんな不安を4-0という勝利とともに一蹴した。

2015年01月14日(Wed)11時27分配信

text by 植松久隆 photo Getty Images
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早々にGL突破を決めたサッカルーズ

“In Ange we trust.” 信念の監督、アンジ・ポスタコグルーが確立したサッカルーズ・スタイル
試合のMOMに輝いたロビー・クルーズ(中央)【写真:Getty Images】

 またオーストラリアがやってのけた。試合前には難敵と予想されたオマーンを4-0で下して、早々にグループリーグ突破を決めた。

 先のW杯最終予選で2戦2分けと苦しめられたオマーンとの対戦、昨夜はそんな苦手な相手をねじ伏せたと言っても差しつかえないくらいの出来だった。サッカルーズは、試合の冒頭からホームの大観衆の後押しを受けながら、落ち着いたボール回しでゲームを支配して、オマーンに付け入る隙を与えなかった。

 試合後の会見でこの試合のMOMに選ばれたFWロビー・クルーズは、「チームとして、試合のキックオフから終了まで、徹頭徹尾、素晴らしいパフォーマンスができた」と語り、「もう少し点が入るべきだった」との反省点も口にしながらも、チームの出来には満足の様子だった。

 これで、開幕戦から2連勝。しかも攻撃陣は絶好調だ。今大会に入っての合計8得点の得点者が全員違うというのだから、開幕前にケーヒルしか点が決められない重度の「ケーヒル依存症」なんて揶揄していたのが嘘に思えてくるような変わり身だ。

 この試合、くるぶしのケガでの負傷欠場が決まっていたキャプテンのミレ・イエディナックの代役には大方の予想通り、マーク・ミリガンが先発。さらには、ポスタコグルー監督は攻撃的MFでプレーしたジェームズ・トロイージを休ませ、代わりにマット・マッカイを起用した。DFラインでは、クウェート戦ではあまり目立たなかったアジス・ベヒッチに代わり、ジェイソン・デイビッドソンが左SBの先発に名を連ねた。都合、クウェート戦からは3名のメンバーが入れ替わった。

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