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ローマ、リャイッチのゴールでビオラに追いつくも首位ユーベとの勝点差は7に

text by 編集部 photo by Getty Images

ローマ、リャイッチのゴールでビオラに追いつくも首位ユーベとの勝点差は7に
フィオレンティーナに先制点をもたらしたマリオ・ゴメス【写真:Getty Images】

【フィオレンティーナ1-1ローマ セリエA 第20節】

 イタリア・セリエA第20節フィオレンティーナ対ローマの一戦が現地時間の25日行なわれた。

 両チームのスターティングメンバーは以下。

フィオレンティーナ(3-5-1-1)
GK:チプリアン・タタルサヌ
DF:ネナド・トモビッチ、ゴンサロ・ロドリゲス、ホセ・マリア・バサンタ
MF:ホアキン・サンチェス、マティアス・フェルナンデス、ダビド・ピサーロ、ボルハ・バレロ、マヌエル・パスクアル
  フアン・ギジェルモ・クアドラード
FW:マリオ・ゴメス

ローマ(4-3-3)
GK:モルガン・デ・サンクティス
DF:アレッサンドロ・フロレンツィ、コンスタンティノス・マノラス、マプ・ヤンガ=エムビワ、ホセ・ホレバス
MF:ラジャ・ナインゴラン、ダニエレ・デ・ロッシ、ケビン・ストロートマン
FW:フランチェスコ・トッティ、アデム・リャイッチ

 序盤戦は両チームともに前線からプレスをかけ合う形。テンションの高い戦いが続く。

 先制したのはフィオレンティーナ。19分にピサロがミドルシュートを放つと、ゴール前でゴメスがコースを変えてゴール。不調にあえぐエースが先制点を奪う。

 その後もフィオレンティーナペース。21分、ゴメスからの落としにパスクアルが反応しゴール前に飛び込むも、ここはマノラスがファウルぎりぎりで防いだ。

 31分、ローマがコーナーキックからチャンスを生み出す。混戦からナインゴランが強烈なヘディングを放つも、GKタタルサヌが素晴らしい反応で防いだ。

 34分、ローマに不穏な空気が走る。ストロートマンがコンディション不良によりミラレム・ピャニッチと交代する。

 その後も両チームいくつかチャンスを作り出すも、前半はこのまま1-1-で終了する。

 後半開始早々、ローマが同点に追いつく。48分、トッティからのサイドチェンジ気味のスルーパスにイトゥルベが反応するとバサンタに競り勝ちパス。これをリャイッチが冷静にゴールに流し込んだ。

 ここから両チームカウンターの掛け合いとなる。56分、エリア内でトッティからイトゥルベにスルーパスが通るとGKと一対一になるもタタルサヌがファインセーブを見せる。

 79分、両監督が動く。フィオレンティーナはゴメスに替えてクマ・ババカルを、ローマはトッティに替えてマッティア・デストロを投入する。

 しかし、その後も両チーム攻め手を欠き、そのまま試合は1-1で終了。この結果、ローマと首位ユベントスとの勝点差は「7」に広がった。一方のフィオレンティーナは暫定6位をキープしている。

【了】

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