来季復帰が噂されるトーマス・トゥヘル氏【写真：Getty Images】
前マインツ監督のトーマス・トゥヘル氏が来季監督業に復帰する準備ができているようだ。8日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
トゥヘル氏は2009年にマインツの監督に就任し、昨季までFW岡崎慎司の所属するマインツを率いていた。2013-14シーズンにはマインツをヨーロッパリーグ出場へと導くなど、その手腕はドイツ国内でも高く評価されている。
また、2013-14シーズン初めに岡崎を獲得し、その能力を大きく開花させている。
監督としての契約は今季まであったが、昨季終了後に一身上の都合で突如辞任。今季は充電期間として休養に充てていた。
同紙によれば、トゥヘル氏の計画どおりで来季は監督業に復帰する姿勢を示しているようだ。
また、ドイツ紙『ズーディッシュ・ツァイトゥング』で同氏は「人は助走を取れば、前に進むことが出来る。私は足を高く保ち、全力で走り始める」と、すでに充電期間が終わり、準備が出来ていることを明かしている。
『ビルド』では、充電期間中ただ休んでいただけではなく、バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督と2度ほど会談。ベルリンのバレーボールチームの監督やバスケットボールの監督などを訪問していたという。
来季より前に監督に復帰することは否定しているが「考えは何も変わっていない」と、当初の予定通りだと話している。
果たして来季はどこの監督になるのか注目される。
【了】
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