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JFA大仁会長、給与50%の自主返納を発表「ご迷惑をかけた」

text by 編集部 photo by Getty Images

JFA大仁会長、給与50%の自主返納を発表「ご迷惑をかけた」
JFAの大仁邦彌会長【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は12日、記者会見を開き、契約解除が発表されたハビエル・アギーレ前日本代表監督の任命責任問題について言及した。

 会見にはJFAの大仁邦彌会長と法務委員長の三好豊氏が出席。「任命に関しては、技術委員会が任命し、力量については問題なかった。しかし、選手やサポーター、スポンサー、関係者にご迷惑をかけた。責任を感じている。調査の意識がなかった。反省しなくてはいけない」などと説明した。

 また、幹部の契約問題については大仁会長および原博実専務理事の契約を全うすることを発表。霜田正浩技術委員長からは2月3日に辞任の意向を幹部側に伝えられたが、続行してほしい旨を伝えた。

 理事会からは、「大仁会長と原氏には責任はない」としながらも、大仁会長の給与の50%を4ヶ月間、原氏と霜田氏は30%を4ヶ月間返納することを自主的に申し出たことを明らかにした。

 アギーレ氏の八百長疑惑について、身辺調査は難しいことを改めて説明。任命の時点で八百長の有無について判断することはできないことを強調した。

 また、理事会からは「騒動の後の対応、難しい舵取りをしっかりやった」という意見が出てきたと説明し、幹部が責任を取る必要はないという結論に至ったという。

 現時点での後任監督について明らかにされていない。

【了】

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