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英で最もファウルを受けるチェルシーMFアザール「柔道で受け身を習った」

text by 編集部 photo by Getty Images

英で最もファウルを受けるチェルシーMFアザール「柔道で受け身を習った」
チェルシーのMFアザールは常に激しいプレッシャーを受けている【写真:Getty Images】

 チェルシーのMFエデン・アザールはプレミアリーグで最もファウルを受けている選手だ。27日付の英紙『インディペンデント』によれば、今季はすでに26試合(2301分)の出場で75回のファウルを受けており、そのペースは平均で30分に1回というものだ。

 さらにチャンピオンズリーグ(CL)でも6試合(534分)で28回。平均で19分に1回と、さらに高いペースでファウルを受けているアザール。

 これはレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウド(リーガ:55分、CL:51分/回)やバルセロナのFWリオネル・メッシ(リーガ:124分、CL:121分/回)といった選手たちよりも圧倒的に多いペースであることも明かされてる。

 時には激しく削られるようなタックルを受けるているアザールは、そういったプレーでより闘争心が掻き立てられていると語る。

「(ファウルを受けると)絶対勝ちたいという気持ちになる。相手を蹴って傷つけたいとは思わない。あくまで相手をフットボールの中で打ち負かしたいんだ」

 このベルギー代表MFは、激しいプレーの中でも負傷が少なく、今季はリーグ戦でも全試合に出場している。以前には脚を守るすね当てを特注しているというニュースも出ていた。さらに、けがが少ない秘訣は、以前に習っていたという柔道が関係しているようだ。

 アザールは、「(柔道で)安全な受け身の取り方を学んだ」と、幼少期を振り返った。とはいえ、その腕前については「僕はあくまで初級レベル。黒帯は持っていないよ!」と、話している。

 アザールの所属するチェルシーは現地時間の3月1日、キャピタルワン・カップ決勝でトッテナムと対戦する。

【了】

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