シーズン終了後には検証を
皆が楽しめるような形を1年でも早く作らなければならない【写真：Getty Images】
もちろん、少年時代に見たチャンピオンシップの残像は今も脳裏に深く刻まれていることからも、そのインパクトは強く、寒さの到来するシーズン終盤に熱い試合が見られる期待も大きい。さらに多くのチームにタイトルの可能性があれば、地元は盛り上がり、動員数が増える可能性も高い。
それでも、やはり多くのサポーターの反対を押し切ってのレギュレーション変更。それを受け入れ、スタジアムへ足を運ぶサポーターのためにも皆が楽しめるような形を1年でも早く作らなければならないだろう。
例えばMLBのように、年間勝ち点トップ3のチームを除く15チーム中、前半首位と後半首位が「ワイルドカードプレーオフ」を戦い、勝者が年間勝ち点1位と対戦。さらに年間勝ち点2位と3位が対戦し、その勝者同士が決勝を行えば、確実に4試合を開催できることとなる。
デメリットとしては、年間1位チームが決勝に進めない可能性があることか…。
そのほかにも勝ち抜き制にしたり各ステージ順位から繰り上げるなど、考えられる方法はある。今季は改革元年。見方を変えれば、チャンピオンシップそのものを楽しむことに加えて、今後の改善策をあれこれ語り合う楽しみも増えたともとらえられないだろうか？
ただ、いずれにしても終了後には良かった点も悪かった点も含めて検証はしていかなければならない。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→
