A・ビラ対WBA戦で観客がピッチに侵入し大騒ぎに【写真：Getty Images】
現地時間の7日に行われたFAカップの準々決勝アストン・ビラ対ウェスト・ブロムウィッチ戦で、ピッチ上にファンが乱入し大騒動となった。試合後、イギリス『デイリー・メール』や『スカイ』など複数メディアが報じている。
2−0とアストン・ビラがリードしていた後半アディショナルタイムに勝利を確信したアストン・ビラサポーターがピッチへ侵入。一度は警備員により全員が追い出され、試合が再開された。しかし、試合終了後には再び大量のサポーターがピッチ上へとなだれ込み、選手を祝福するなど大騒ぎとなった。
試合はそのまま2−0でアストン・ビラが勝利している。
『スカイ』によれば、この騒動の渦中で、アストン・ビラのイングランド代表MFファビアン・デルフがサポーターに噛み付かれたという一幕もあったようだ。
そして、アストン・ビラは「私たちはいかなる状況であっても、サポーターがピッチへ進入することを許しません」と、この騒動についての声明をクラブの公式ウェブサイトで発表している。
さらに「非常に残念です。記憶に残る、素晴らしい瞬間もファンによって台無しになってしまった」とコメント。過去7度の優勝を誇る同大会で、実に5季振りの準決勝進出となったが、少し後味の悪い結果となってしまった。
【了】
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