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エクアドルで“茶番劇”。レッドカード回避のためにGKが死んだふり?

 エクアドルで、何と言えない“茶番劇”が起きた。12日付の英紙『テレグラフ』が伝えている。

text by 編集部

エクアドルで“茶番劇”。レッドカード回避のためにGKが死んだふり?
“死んだふり”をするバングエラ(写真:英紙『テレグラフ』より)

 エクアドルで、何と言えない“茶番劇”が起きた。12日付の英紙『テレグラフ』が伝えている。

 “茶番劇”の主役を演じたのは、エクアドルリーグのバルセロナSCグアヤキルに所属する同国代表GKマキシモ・バングエラだ。

 相手DFが前線に送ったボールをPAから飛び出してクリアを試みたバングエラだったが、ボールを追っていた相手FWと接触し、転倒させてしまった。決定機阻止ということでレッドカードに相当するプレーだったため、主審もレッドカードを出そうとバングエラに近づいて行ったのだが…。

 接触で倒れたバングエラはピクリとも動かない。意識を失い、ぐったりした様子でピッチに倒れこんでしまい、救急カートが出場する事態に。

 実はこれ、バングエラの演技だった。レッドカードをもらわないため、“死んだふり”を演じたのである。リプレイを見ると、バングエラ側には致命的なダメージがないようにも見える。

 しかし、結局立ち上がった際にレッドカードを受けてしまったバングエラ。当然のことながら、主審を欺くことはできなかったようだ。

【了】

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