日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真：Getty Images】
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は18日、チュニジア戦（27日、大分）とウズベキスタン戦（31日、東京）に臨むメンバーを発表した。
メンバー発表は従来のメンバーリストの配布ではなく、選手の名前を読み上げる形式で発表され、招集された選手の基準、試合への意気込みなどを語り、記者会見はおよそ1時間弱に渡たった。
そんな記者会見の中でハリルホジッチ監督が年配の記者に対して気遣いを見せる一面が見られた。JFA広報が「質問はあと2つ」と制限し、その2つの質問が終わった後、62歳のハリルホジッチ監督は挙手を続けてきたスポーツジャーナリストの松原明氏（84）を逆指名。
質問の前にハリルホジッチ監督は「優しい質問でお願いします」と会場を和ませ、「時間、行動、食事などの決まりはあるか？」という松原氏からの質問に対し、「グラウンド外でも多くの準備をしなければならない。各個人に役割があり、それを要求している。大きな責任感を持ってやってもらいたい」と答えた。
会見では日本代表最多キャップを誇る遠藤保仁（G大阪）選出外の理由を「ここ数年の彼の貢献を忘れてはならない。彼のことはリスペクトしている」と説明したように、この会見では功労者に対する敬意、気遣いをするハリルホジッチ監督の新たな一面がみられた。
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