アトレティコのMFコケ【写真：Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、夏の移籍市場でアトレティコ・マドリーに所属するスペイン代表のMFコケの獲得を目指している。
コケは8歳の時に同クラブの下部組織へ加入すると、2009年9月にトップデビュー。2012-13シーズンからチームの主力に定着し、正確なパスと豊富な運動量を武器に、クラブと代表の中盤で安定したプレーを見せている。
英紙『メトロ』によれば、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、23歳のスペイン人の獲得を熱望。しかし、コケは2014年7月に契約延長したばかりで、その中には契約解除のための違約金を4800万ポンド（約85億6000万円）に定めた条項がある。
だが、アトレティコは今シーズン開幕前にチェルシーへ放出したDFフィリペ・ルイスを高く評価しており、クラブで出場機会を失っている同選手を取引に使うことも可能だとしている。そのため、チェルシーは交換要員を絡めることで違約金の値下げを狙い、ライバルチームよりも有利に交渉を進めたいと考えているようだ。
コケにはチェルシーの他に、バルセロナ、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドも以前から高い関心を示している。
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