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ウズベク戦はスタメン一新か。守備改善には「数日では変わらないが道は示した」

text by 編集部 photo by Getty Images

ウズベク戦はスタメン一新か。守備改善には「数日では変わらないが道は示した」
スターティングメンバー一新を明言したヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

 日本代表の指揮官ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が30日、ウズベキスタン戦の前日記者会見を行なった。

 初戦となったチュニジア戦では、FW岡崎慎司、FW本田圭佑の得点でチュニジアに快勝した。同監督は「本当に満足している」と内容を称賛した上で、「選手には2試合目も勝利するように求めている」と語っている。

「この勝利に対するダイナミズムを続けるように言っている。昨日は疲労回復を考慮してトレーニングを行なった。しかし、今日から既にミーティングを始めており、我々がどういったことをしていくか話した」

 また、前回の対戦では本田、香川真司、岡崎ら今までの主力をベンチスタートとした同監督だが、ウズベキスタン戦では全く異なる布陣で試合に戦うようだ。「少しリスクがありすぎるかもしれないが、ほぼ全員の選手を使いたい」と明かしている。

 初戦で注目された新守備システムについては「現代フットボールにおいては数日で劇的に変化することはありえない」と長い目で見る必要性を強調した。それでも、選手たちの成長には自信を持っているようだ。

「すぐに要求に対応してくれたことには感謝している。我々は道を示すことができた。世界レベルに到達することはできると思う」

「選手たちが私の要求にもっともっと応えてくれることを望んでいる。そのためにも、できるだけ多くの選手にチャンスを与えたい」

 一方で、ハリルホジッチ監督が代表選手たちのプロフェッショナリズムを高く評価していることを明かした。「選手の普段の行動を褒め称えたい」と称賛している。

「本当にいい雰囲気を作ってくれた。それも大きな仕事だと思っている。ホテルでディスカッションし、多くのことを選手たちとやってきた。この1回目の合宿がよい結果にを産み、日本がさらに前に進めるように期待している。」

 最後に指揮官は「ウズベキスタンとは前回ホームで敗北している。内容にこだわらず、まずは勝利を目指したい」と、あくまで結果を目指すことを強調した。

【了】

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