フットボールチャンネル

マンC、モドリッチを密かに狙う?ポグバのマドリー加入が条件か

text by 編集部 photo by Getty Images

マンC、モドリッチを密かに狙う?ポグバのマドリー加入が条件か
レアル・マドリーに所属するMFモドリッチ【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが、夏の移籍市場でレアル・マドリーに所属するクロアチア代表のMFルカ・モドリッチの獲得を密かに企てているようだ。

 29歳の司令塔は、2012年にマドリーに加入。翌年、カルロ・アンチェロッティ監督が就任すると、運動量豊富な中盤のゲームメーカーとして重宝され、クラブ10度目のチャンピオンズリーグ制覇に貢献。今季は11月のユーロ予選で左足を負傷し、4ヶ月間の戦線離脱を強いられていた。

 英紙『デイリー・スター』によれば、モドリッチの移籍はユベントスのMFポール・ポグバの去就次第と報じられている。“銀河系軍団”のマドリーは、22歳のフランス代表の補強に乗り出しているが、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反を防ぐため、所属選手を売却して帳尻を合わせる必要がある。

 そのため、シティはこの移籍市場の流れに乗じて、将来的に出場機会が限られそうなモドリッチの獲得に照準を合わせたようだ。同クラブは移籍金2500万ポンド(約44億円)のオファーを提示する構えを見せており、補強の第一候補であるアーセナルのMFジャック・ウィルシャーの引き抜いた後に交渉を進めるのではないかと予想されている。

 モドリッチは、2008年からトッテナムで4年間プレーしていた経験があり、プレミアでのパフォーマンスに不安要素はない。しかし、同選手をマドリーに連れてきたのは他ならぬジョゼ・モウリーニョ監督だ。チェルシーもシティ同様に中盤の選手を積極的にリサーチしているため、移籍交渉に参戦する可能性も伝えられている。

 尚、シティの補強リストには、ヴォルフスブルクのMFケビン・デ・ブルイネや、エバートンのMFロス・バークリーらの名前も挙がっている。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top