ドイツサッカー協会（DFB）は現地時間30日、女子ドイツ代表ジルフィア・ナイド監督の2016年9月での退任と、新監督にシュテフィ・ヨーネス氏が就任することを発表した。

　現在FIFAランキング1位の女子ドイツ代表を率いるナイド監督は、2005年から同代表の監督に就任。2007年女子W杯中国大会優勝（総合2連覇）、2009、2013年の女子欧州選手権連覇（総合6連覇）と、数々の功績を残してきた。

　自国開催の2011年女子W杯では、準々決勝でなでしこジャパンに延長の末敗れて地元優勝を逃した。今年6月開催のカナダW杯で王座奪還を狙っている。

　退任に伴い同監督はスカウト部門で育成に携わることも決定しており「DFBのサポートには感謝しています。そして、新しい仕事を楽しみにしています」と、感想を語った。そして、「まずはカナダに向けて大きなモチベーションと目標がある。それが未来につながる」と、意気込んでいる。

　また、新監督に就任が決まったヨーネス氏は「大きな責任と誇りを感じています」と話し「チームワークが成功へのカギとなる」と、ナイド監督や昨年W杯で優勝を果たしたU-20女子代表監督と協力して女子フル代表を強化していくことを明かしている。
　
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