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マドリー新監督候補のジダン氏「オファーが来ればイエスと答える」

text by 編集部 photo by Getty Images

マドリー新監督候補のジダン氏「オファーが来ればイエスと答える」
マドリーのBチームを率いるジダン氏【写真:Getty Images】

 レアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)を率いるジネディーヌ・ジダン監督が、自身の野望について語っている。

 現在42歳のジダン監督は、ユベントスやマドリーのスター選手としてプレーし、数多くのタイトル獲得に貢献してきた。2002年にグラスゴーで行われたチャンピオンズリーグ決勝のレバークーゼン戦で見せたボレーシュートは、今なおファンの間で語り草になっている。

 スペインメディア『カナル・プリュス』で、現在の目標を聞かれたジダン監督は「マドリーを率いてみたい。今はカルロ・アンチェロッティ監督がそのポストに就いている。オファーを受ける準備はできているかって?完璧な状態でその日を迎えられるかどうかは分からないよ。だが、仮に近い将来そうなったとしても、イエスと答えなければならなくなるだろう」とトップチームの指導を見据えた。

 また、同監督は現役時代、フランス代表としても108試合で31ゴールを決めており、1998年に母国で開催されたW杯と、2000年の欧州選手権の優勝の立役者の一人でもある。

 代表チームへの興味については「フランス代表の監督もやってみたい。現在はディディエ・デシャン監督が素晴らしい仕事をしている。私は指導者をやると決めた時に掲げた野望があり、それはマドリーとフランスに成功をもたらすこと。今はセカンドチームで指導を行っているが、それを実現する手応えは十分にある」と述べた。

 マドリーを率いるアンチェロッティ監督は、2016年まで契約を残すものの、今季無冠に終われば解任される見方が強い。尚、同クラブの幹部数名は、後任にジダン氏を推しているようで、来シーズンからチームの顔が変わる見通しが報道されている。

【了】

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