ローマを率いるガルシア監督【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのローマを率いるリュディ・ガルシア監督が、3日に行われるナポリとの試合に向けた意気込みを語っている。伊複数メディアが報じている。
ガルシア監督はシーズン序盤に「ユベントスよりも我々の方が強い。スクデットはローマのもの」とタイトルレースに自信を見せていた。しかし、ローマはリーグ28節終了時点で首位ユベントスと勝ち点14差の2位にとどまっており、スクデット獲得が非現実的な目標に変わってきている。
試合前に記者会見に臨んだガルシア監督は「シーズン最初の3ヶ月は引き分けが多かったが、中盤の3ヶ月で盛り返し、前半戦は良い戦いができていた。これからはシーズンの終盤に向けた議論をしなければならない。
昨シーズンと比べることは何の意味もない。同じチームではないからね。2014-15シーズンのローマは素晴らしい成績を収めることができた。だが、今シーズンはここで終わるわけではない。我々は30ポイントを奪いに行く努力をしなければならないんだ。
2位という順位には満足している。我々は残り10試合でチャンピオンズリーグ出場権の確保に集中することが必要だ。明日の試合で3ポイントを獲れればさらに前進できるだろう。ローマとナポリは共に優れたチームだ。スタジアム内外で観客を魅了するようなゲームができることを期待している」と語った
怪我の影響で出場が危ぶまれるMFフランチェスコ・トッティとFWジェルビーニについては「リスクを冒したくはない。彼らにはまず治療に専念してもらいたい。ナポリ戦の後に9試合も残っている。他のオプションを考えながら、現状の戦力を活用して勝利を目指したい」と述べた。
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