リバプールのブレンダン・ロジャース監督が来季の新戦力獲得のためにはチャンピオンズリーグ（CL）の出場権が大きな鍵になると考えている。6日付のイギリス『BBC』が指揮官のコメントを報じている。

　リバプールは4日に行われたアーセナル戦で1-4と大敗を喫した。この結果、6日朝の時点で1試合消化の少ない4位マンチェスター・シティとの差が7となっている。

　試合後、ロジャース監督は「我々はおそらくトップ4に入らないだろう」と、半ば諦めるような発言も残している。

　さらに「リバプールはどんな選手もプレーしたいと思う素晴らしいクラブだ。だが、選手たちはトップレベルでプレーしたいはずだ」とコメント。

　プレミアリーグは世界でも有数のリーグだが、やはり選手たちはヨーロッパのビッグクラブが集結するCLでの戦いを望むはずで、選手の補強策にも大きな影響を及ぼしそうだ。

　実際、ロジャース監督も「CLがなければ（選手の獲得は）難しいだろう」と、話している。

　昨季はリーグ制覇にあと一歩と迫る2位でシーズンを終えたリバプールだが、チームの中心だったFWルイス・スアレスはバルセロナに移籍。今季はアダム・ララーナ、マリオ・バロテッリら多くの新戦力を迎えたものの、CLの出場権獲得にも黄信号が灯る。

　選手獲得が困難なだけではなく、CLを求めて移籍を志願する選手が表れる可能性もある。すでに主将スティーブン・ジェラードの退団が決まっているリバプール、今夏にも大幅に戦力の刷新が行われるのだろうか。

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