チェルシーのFWディディエ・ドログバが来季はチェルシーを退団する可能性があると、6日付のイギリス『テレグラフ』が伝えている。

　2014年のブラジル・ワールドカップを最後にコートジボワール代表から引退し、すでにクラブでのプレーに専念しているドログバ。37歳となった同選手は、昨夏チェルシーに復帰。しかし、契約は1年間でこのまま行けば夏には契約満了を迎える。

　チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督はドログバに対し、引退後にクラブで働くことを保証しているようだが、選手としてとなると話は別のようだ。

　来夏にはスペイン代表のFWジエゴ・コスタに続く新たなストライカーの獲得を目指すとも伝えられており、ドログバの出場機会はさらに減ることが予想される。

　先月、主将のDFジョン・テリーと1年間の契約延長を果たしたばかりのチェルシーだが、ドログバの去就は依然として不透明なままだ。

　将来的にはコーチングライセンスの取得を目指しているというドログバも今はまだ現役続行を希望しているという。その場合はチェルシーを離れ、他のクラブでプレーするのではとも報じられている。

　電撃的に”ブルーズ（チェルシーの愛称）”復帰を果たしたドログバだったが、来季はまた別のユニフォームを着ているかもしれない。

【了】