イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、夏の移籍でナポリに所属するアルゼンチン代表のFWゴンサロ・イグアインの獲得に再び動くようだ。

　27歳のストライカーは、フランスでサッカー選手の父の下に生まれると、直後に一家でアルゼンチンに移る。その後、リーベル・プレートやレアル・マドリーで実績を積むと、2013年に移籍金4000万ユーロ（約52億円）の5年契約でナポリに加入した。ここ2シーズンはリーグ60試合で30ゴールを挙げている。

　英紙『メトロ』によれば、アーセナルは、イグアインの獲得に向けて移籍金3450ポンド（約62億円）を用意しているという。同クラブはイグアインがマドリーからナポリに移った2013年夏にも獲得を狙ったが、移籍を実現させることはできなかった。

　また同紙は、所属クラブとラファエル・ベニテス監督の契約延長が難航していることや、ナポリの街に飽きが来ていることでイグアインが新天地でのプレーを望んでいると報じている。尚、ナポリは今季、残り9試合でチャンピオンズリーグ（CL）出場圏内に勝ち点8差の6位に沈んでいる。

　一方、アーセナルは、残り7試合で首位に勝ち点7差の2位につけており、18年連続のCL出場も現実味を帯びてきている。オリビエ・ジルーとアレクシス・サンチェスはそれぞれリーグ戦で14得点を決めており、イグアインが加入すれば、さらに攻撃のオプションが増えることになるかもしれない。

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