フットボールチャンネル

仏記者がロリスの契約条項を暴露。移籍先はデ・ヘアの去就次第か

text by 編集部 photo by Getty Images

仏記者がロリスの契約破棄条項を暴露。移籍先はデ・ヘアの去就次第か
トッテナムに所属するGKロリス【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのトッテナムに所属するフランス代表のGKウーゴ・ロリスが、今シーズン終了後にクラブを退団する可能性が浮上した。

 英紙『メトロ』によれば、ロンドン在住のフランス人記者ジュリアン・ローレンス氏が、月曜に開催されたアーセナルサポーターの会合の場で、ロリスの契約にはチャンピオンズリーグ(CL)出場権をもつクラブが1400万ポンド(約25億円)を支払えば本人の意志で移籍できる条項が盛り込まれていることを明らかにしたという。

 2014年夏に5年契約にサインした28歳のロリスは、ヨーロッパの最高峰で自分を試したいという願望を公言している。現地では、所属チームにもう一年猶予を与え、仮にCL出場が叶わなければ、夏に移籍するという見方が強まっている。トッテナムはリーグ34節終了時点で勝ち点58位の6位。残り4試合で全勝しても4位のマンチェスター・ユナイテッドが2勝すれば逆転は不可能になる。

 CL出場圏内には、チェルシー、マンチェスター・シティ、アーセナル、ユナイテッドが並んでいるが、上位2チームは特にGKの補強を考えていないだろう。そのため、ロリスの移籍先にはアーセナルとユナイテッド、さらにはフランス王者のパリ・サンジェルマンなどが有力候補にあがっている。

 特にユナイテッドに所属するダビド・デ・ヘアは、イケル・カシージャスの後継者としてレアル・マドリーから関心を示されていることもあり、その去就が注目されている。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top