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G大阪戦で決勝弾のズラタン「相手を遥かに上回った」「常に日本のトップに」

text by 編集部 photo by Getty Images

G大阪戦で決勝弾のズラタン「相手を遥かに上回った」「常に日本のトップに」
ガンバ大阪戦で決勝ゴールを決めたズラタン【写真:Getty Images】

【浦和レッズ 1-0 ガンバ大阪 J1リーグ 1stステージ 第9節】

 明治安田生命J1リーグ1stステージ第9節が2日に行われ、浦和レッズはホームでガンバ大阪と対戦し、1-0で勝利を収めた。

 この試合で決勝ゴールを決めたFWズラタンはチームの”冷静さ”を称賛した。試合後のインタビューで答えている。

 浦和は29日のヴァンフォーレ甲府戦から中2日という過密日程でビッグゲームに挑んだ。ズラタンは大一番を「非常にタフだった」と振り返るも、「だけど相手も同じような状況だった。全てを含めて相手を上回った素晴らしい試合ができた」とチームを称賛している。

 浦和とG大阪は昨年も激しいタイトルレースを繰り広げた。最終的にG大阪が優勝しただけに同選手は「僕らには特別な感情もあった」と明かす。「ダービーのような試合」と振り返った。

「それでも、冷静さを保つことができたことが素晴らしかった。相手にシュートチャンスを与えなかったね。1回か2回だけだ。自分たちがG大阪を遥かに上回っていた」

 これまで内容のあるサッカーを展開しながらも、勝負弱さを指摘されていた浦和。ズラタンは「僕らはビッグクラブ。泥臭く勝つだけでは満足されない」と美しいサッカーを展開することへのこだわりをみせながらも、「それでも大きな意味を持つゴールだった。勝てたことが嬉しい」と結果への満足感を示した。

 この勝利で1stステージ優勝に大きく近づいた浦和だが、ズラタンは目先のタイトルだけにこだわるつもりは全くない。

「1stステージ、2ndステージ関わらず、常に日本のトップに立ちたい。タイトルを取ることだけに終わらず、僕らがまず考えることは次の1試合1試合を勝っていくこと」

 この勝利で浦和は勝点を「23」に伸ばした。果たして、2007年のアジアチャンピオンズリーグ以来となるタイトルを獲得することはできるのだろうか。

【了】

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