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一時代の幕を閉じるジェラード。記念試合に登場した元“屋根職人”との意外な縁が明らかに

今週末に行なわれるストーク戦がリバプールでのラストゲームとなるMFスティーブン・ジェラード。17年間レッズ一筋で歩み続けた偉大なキャプテンが一時代を終える。そんな彼の記念試合で意外な縁を持つ選手の存在が明らかとなった。

text by 編集部 photo by Getty Images

一時代の幕を閉じるジェラード。記念試合に登場した元“屋根職人”との意外な縁が明らかに
今節リバプールでラストゲームを戦うスティーブン・ジェラード【写真:Getty Images】

 今週末に行なわれるストーク戦がリバプールでのラストゲームとなるMFスティーブン・ジェラード。17年間レッズ一筋で歩み続けた偉大なキャプテンが一時代を終える。そんな彼の記念試合で意外な縁を持つ選手の存在が明らかとなった。

 その男の名はクレイグ・ヌーン。現在カーディフ・シティに所属する27歳のミッドフィルダーだ。3月29日に行なわれたジェラードのリバプール退団を記念する「リバプール・オールスター・チャリティーマッチ」ではFWディディエ・ドログバやジェイミ・キャラガー氏らとともにメンバーに名を連ねた。

 ジェラードとヌーンの不思議な縁は、ヌーンがアマチュア選手だった時代に遡る。同選手が屋根職人として働いていた際に、なんとジェラード宅を修理するという偶然に見舞われた。この縁を大切に思ったジェラードは以後同選手との交流を深め、オールスターのメンバーに選出している。

 先週末に行なわれたジェラードのアンフィールドでのラストゲームの際には、ヌーンは自身の公式ツイッターで「最高の門出を!偉大なるレジェンドへ」と激励のコメントを発していた。

 リバプールのレジェンドとして誰もが認めるキャプテンであり続けたジェラード。彼がリスペクトを集めた理由。それは小さな縁も大切にする、その素晴らしい人柄にあったに違いない。

【了】

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