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日本代表 9年前

マインツ移籍の武藤「FWとして全ての能力が高い」。先輩・岡崎の高い意識を貪欲に学ぶ

横浜で行われた日本代表合宿には国内組も参加。その中には、もちろん武藤嘉紀の姿もある。来季、マインツへの移籍を発表した武藤は、同クラブの先輩となる岡崎慎司から学ぶ意欲を語った。

text by 元川悦子 photo by Getty Images

総勢25人が参加した代表合宿

マインツ移籍の武藤「FWとして全ての能力が高い」。先輩・岡崎の高い意識を貪欲に学ぶ
練習はヴァイッド・ハリルホジッチ監督恒例のミーティングから始まった【写真:Getty Images】

 1日から7日間、千葉県内で行われていた欧州組合宿が終了し、8日から6月2連戦(11日=イラク戦、16日=シンガポール戦)に向け本格始動した日本代表。

 イラク戦の地・横浜に場所を移して行われた8日の初練習は、欧州組12人・国内組13人の総勢25人が参加。7日のアルビレックス新潟戦で右太ももを打撲した川又堅碁(名古屋)を除く全員が元気に汗を流した。

 練習はヴァイッド・ハリルホジッチ監督恒例の12分程度のミーティングから始まり、(1)欧州組フィールドプレーヤー11人+森重真人(FC東京)、(2)国内組フィールドプレーヤー8人、(3)GK4人の3グループに分かれて進んだ。

 本田圭佑(ミラン)ら最初のグループは14分間走の後、4人1組でのクサビを使いながらのパス&ゴー、ミニゴールを4つ使った6対6、シュート&FK練習と、かなり実戦的な内容だった。

 国内組の第2グループは24分間のランニングとストレッチの回復のみで終了。GKは初日から非常に負荷の高いキャッチング練習が繰り返された。

 7日の松本山雅戦で決勝ゴールを挙げ、今季通算ゴールを10の大台に乗せた武藤嘉紀(FC東京)も軽いメニューだけで早々とロッカーに引き上げた。マインツ移籍正式決定後、初の代表2連戦となるだけに、彼への期待は高まる一方だ。

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