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イラク指揮官、大敗も「我々は不運」。長旅、主力の不在、情勢不安に苦悩…

text by 編集部 photo by Getty Images

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イラク代表は日本代表に敗れた【写真:Getty Images】

【日本 4-0 イラク 国際親善試合】

 試合後会見に出席したイラク代表のアクラム・セルマン監督は、冒頭に「日本代表におめでとうと申し上げたい」と語った。

 しかし、続けて「ハードラック(不運)だった。われわれは長旅で疲れていたし、米国やイングランドやスウェーデンから合流した選手もいる。最初の15分の失点は、いずれもわれわれの守備のミスだった」と時差や準備不足によるものであったことを悔やんだ。

 さらに、4強に進出したアジアカップで主力としてプレーした32歳のFWユーニス・マフムードも不在だったため、「マフムード以外にも3人の主力もいなかった。彼らがいれば今回の結果は変わっていた。マフムードの代わりとなる選手がいないことはわれわれの悩みでもある」と語った。

 加えて、「国内リーグもストップしており、戦争の影響も選手たちのパフォーマンスに影響を与えている」と情勢不安の状況にも悩まされていることを明かした。

 それでも今後に向けては「今回は勉強になった。守備の弱点もいろいろわかったので、今後そのミスがないように努力したい」と改善する意欲を示した。

【了】

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